2023年9月1日に内閣官房に設置される組織で内閣感染症危機管理統括庁
というものができるらしい。主な業務は以下。
- 感染症の発生及び蔓延の防止に関する政府全体の施策の企画・立案・調整
- 感染症の発生及び蔓延の防止に関する関係省庁の連絡調整
- 感染症の発生及び蔓延の防止に関する情報の収集・分析・提供
- 感染症の発生及び蔓延の防止に関する教育・啓発活動
- 感染症の発生及び蔓延の防止に関する国際協力
感染症の発生や蔓延防止に関しての対応を行うところ。トップの内閣感染症危機管理監という役職は、官房副長官が務めるとのこと。
そのトップ就任に予定されている人が、現官房副長官の木原誠二氏。
もう17、8年くらいのことなので忘れているかもしれないが、ある報道があったのだが、その報道内容は以下。
・2007年、木原誠二衆議院議員の妻が児童虐待の疑いで逮捕されたが、訴追を見送られた。
・その後、逮捕された妻の取調べ記録が改ざんされていたことが発覚。
・改ざんを指示したのは警視庁刑事部長で、木原議員の身の潔白を証明するためだったとされる。
・警察庁は改ざんを認め、警視庁刑事部長を減給処分とした。
・一連の経緯に、木原議員と親しい関係にある栗生官房副長官が警察庁に不当な圧力をかけたのではとの疑惑が報じられた。
・警察庁は栗生の関与を否定したが、国会で追及を受けるなど、もみ消しの疑惑はくすぶり続けた。
・改ざんそのものは認められたが、木原や栗生の関与についての調査は不十分との指摘が報道でなされている。
今回の内閣感染症危機管理統括庁は、非常に高い倫理観と資質が求められるためトップという役職にふさわしくないという意見がある。
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